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SEO記事の書き方とは?キーワード決定から公開までの流れを解説

対策するキーワードは決まった。では、そのキーワードに対して、記事はどうやって書けばいいのでしょうか。いざ書こうとすると、何から手をつければいいのか迷ってしまう方も多いはずです。

この記事では、キーワードが決まってから記事を公開するまでの流れを、10のステップに分けて解説します。SEO支援の現場で実際にお伝えしている手順をもとにしているので、初めて記事を書く方でも全体像がつかめるはずです。SEOの全体像が曖昧なままなら、先にそちらを押さえておくと各ステップの狙いがつかめます。

なお、この記事はキーワードが決まっていることを前提にしています。まだ決めていない方は、先にどの検索に応えるかを決める手順から進めてください。

目次

SEO記事を書く前の準備

いきなり書き始める前に、やっておきたい準備が3つあります。検索する人を知り、競合を知り、記事の方向性を固める。この準備が記事の質を大きく左右します。

ステップ1:クエリタイプと検索意図を分析する

最初にやるべきことは、そのキーワードで検索する人を知ることです。

まず、キーワードのタイプを確認しましょう。何かを知りたいのか(Knowクエリ)、何かを買いたいのか(Buyクエリ)によって、書くべき記事の性質が変わります。

そのうえで、検索意図を深掘りします。具体的には、誰が、どんな場面で検索するのかを想像してみてください。たとえば自社のお客様を思い浮かべて、その人がどんな状況で、何に困ってこの言葉を検索窓に打ち込んだのかを考えます。

なぜこれを最初にやるのか。SEO記事の本質は、自分たちが書きたいことではなく、検索する人が知りたいことを書くことだからです。相手の視点に立つことが、すべての出発点になります。

ステップ2:上位記事を調査する

次に、そのキーワードで実際に検索してみましょう。

検索結果の上位に表示されている記事は、Googleに評価されている記事です。これを調べる意味は2つあります。

1つは、競合を知ることです。ユーザーが知りたい情報を載せたページはすでに存在しているので、これから戦う相手を知ることになります。

もう1つは、検索意図の裏付けです。上位記事の傾向を見ると、このキーワードで検索する人はこういうことが知りたいのだな、というステップ1の類推を確かめられます。

見るポイントは、どんなサイトが上位に並んでいるか、知っている競合他社のサイトはあるか、そしてこの内容なら自社でも用意できそうか、という点です。もし誰もが知る超大手のサイトばかりが並んでいるなら、そのキーワードで戦うこと自体を見直した方がいいかもしれません。

ステップ3:記事の方向性を決める

検索意図と競合がわかったら、記事の方向性を決めます。

大前提は、検索する人の悩みやニーズに応える記事にすることです。ただし、競合とまったく同じ内容になってしまっては、「別のサイトの記事でいいじゃないか」となってしまいます。

そこで、自社ならではの内容を盛り込むことを考えます。独自と聞くとハードルが高く感じるかもしれませんが、珍しいデータや特別な体験談がなくても構いません。

自分たちが大切にしていること、考え、視点。それだけでも記事の語り口は変わります。

同じテーマを説明するにも、何を重視する会社かによって伝え方は変わるはずです。その違いこそが、あなたのサイトで読む理由になります

SEO記事の執筆

準備ができたら、いよいよ執筆です。ただし、いきなり本文を書き始めるのではなく、記事の骨組みから順番に固めていきます。

ステップ4:タイトル・ディスクリプション・URLスラッグを決める

最初に決めるのは、タイトルとディスクリプション、そしてURLスラッグです。

タイトルは検索結果に表示される記事の顔です。対策キーワードを含めること、長すぎると検索結果で省略されるため文字数に気をつけることがポイントです。

ディスクリプションは、検索結果でタイトルの下に表示される説明文です。順位を直接左右するものではありませんが、それでも書く価値はあります。この記事は何を伝える記事なのかを一文でまとめる作業そのものが、執筆の軸づくりになるからです。

なお、Googleの公式ドキュメントによると、スニペット(検索結果の説明部分)は主にページの内容から自動生成され、ディスクリプションはそれがページをより正確に説明できる場合に使われるとされています。

出典:Google検索セントラル『スニペットの管理・メタ ディスクリプションについて

URLスラッグは、記事のURLの末尾部分です。記事の内容がわかる英単語で、シンプルに付けておきましょう。

なぜこれらを最初に決めるのか。書いている途中で、つい書きたい方向に流れてしまい、当初の目的から逸れてしまうことがよくあるからです。タイトルを先に決めておけば、それが軸になります

書き終えた後に見直して修正するのは問題ありません。まず決めてしまうことが大切です。

ステップ5:見出しを設計する

次に、記事の骨組みとなる見出しを決めます。

Webページの見出しには階層があります。タイトルがH1、大見出しがH2、その下の小見出しがH3という構造です。

なお、Googleは見出しの数や順序を重視していないと説明しています。本文の見出しはH2とH3を使って組み立てていきます。

見出しの作り方はシンプルです。ステップ1で類推した検索意図と、ステップ3で決めた方向性を踏まえて、書く内容を塊ごとに見出しにします。そして、読む人にとって流れのいい順番に並べます。

いきなり本文を書き始めるのではなく、まず見出しベースで記事の全体像を固める。この一手間で、書きやすさも読みやすさも大きく変わります。

ステップ6:リード文を書く

見出しが固まったら、本文に入る前にリード文を書きます。

リード文とは、記事の冒頭に置く導入文のことです。読者は冒頭を読んで、この記事を読み進める価値があるかを判断します。

盛り込むポイントは2つです。1つは、読者の悩みへの共感。もう1つは、この記事を読むと何がわかるのかを伝えることです。

見出しで記事の全体像が固まっているので、このタイミングなら書きやすいはずです。

ステップ7:本文を執筆する

見出しに沿って、本文を書いていきます。

書き方で1つだけ意識してほしいのが、結論を先に書くことです。SEO記事の読者は、情報を求めて検索してきています。答えがなかなか出てこないと、この記事に答えは書いていないなと判断されて、離脱されてしまいます。

見出しごとに、まず結論を書く。細かい説明や補足は、その後に続ける。この順番を守るだけで、読者に届く文章になります。

また、書いている途中で不確かな情報が出てきたら、その場で調べておきましょう。参照した情報源も控えておくと、後のチェックが楽になります。

ステップ8:装飾を加える

本文を書き終えたら、記事全体を見ながら装飾を加えていきます。

読者の立場で考えると、文字だけがびっしり並んだ記事は読みにくいものです。そこで、画像や図解を入れる、リストや表で整理する、重要な箇所を太字にする、といった工夫で読みやすくしていきます。

執筆と装飾を分けているのには理由があります。画像や図解を作り込みながら書いていると、いつまでも記事が完成しないからです。

もちろん、書きながらリストや表をつくるのは自然なことです。ただ、画像作成のような時間のかかる作業は、本文を書き終えてからまとめて行う方が効率的です。

なお、太字は多用すると逆効果です。あちこちが強調されていると、かえってどこが重要なのかわからなくなります。1つのパートに1〜2箇所まで、というようにルールを決めて使うのがおすすめです。

記事の公開

記事ができあがったら、最後の仕上げです。チェックを済ませて、世に送り出しましょう。

ステップ9:誤字脱字とファクトをチェックする

公開前に、記事全体を見直します。

誤字脱字のチェックに加えて、必ずやってほしいのがファクトチェックです。数字、固有名詞、制度の内容といった客観的な事実が正しいかを確認します。誤った情報を載せてしまうと、記事だけでなくサイト全体の信頼性を損ねてしまいます

なお、確認の対象はあくまで客観的な事実です。自社の考えや視点まで疑う必要はありません。

ステップ10:公開してインデックス登録をリクエストする

チェックが終わったら、記事を公開します。

公開しただけでは、すぐに検索結果に表示されるとは限りません。Googleに記事の存在を伝えるために、Google Search Console(Googleが無料で提供する検索状況の確認ツール)のURL検査から、インデックス登録をリクエストしておきましょう

これで、キーワード決定から公開までの一連の流れは完了です。

まとめ

キーワードが決まってから記事を公開するまでの流れを、10のステップで解説しました。

  1. クエリタイプと検索意図を分析する
  2. 上位記事を調査する
  3. 記事の方向性を決める
  4. タイトル・ディスクリプション・URLスラッグを決める
  5. 見出しを設計する
  6. リード文を書く
  7. 本文を執筆する
  8. 装飾を加える
  9. 誤字脱字とファクトをチェックする
  10. 公開してインデックス登録をリクエストする

すべてのステップに共通するのは、検索する人が知りたいことを書く、という視点です。準備の段階で相手を知り、執筆の段階で相手に届く形に整え、公開前に相手を裏切らない正確さを確かめる。この流れを1本ずつ丁寧に回していくことが、SEO記事づくりの基本です。

公開した記事がどう読まれているかは、GA4やGoogle Search Consoleで確認できます。結果の見方や記事の改善(リライト)については、また別の機会に解説します。記事づくりが位置づく中身側の施策の全体像も、あわせて整理しています。

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